【小ネタ】タスク管理ツール移行: Trello から Asana


 

プロジェクトチームのタスク管理ツールを Trello から Asana に変えることになり、
タスクの移行が意外と簡単にできた、というお話です。

Trello と Asana

もともと使っていたのは Trello(トレロ)です。
プロジェクト > タスクグループ > タスク を、ボード > リスト > カード として管理します。
使いづらさを感じたのは、カードの階層管理ができない点でした。(カード > チェックリストはありますが)trello

一方 Asana(アサナ)は、ワークスペース(組織) > チーム > プロジェクト > タスク という管理です。
「セクション」でタスクグループが設定できたり、タスク内でサブタスクの追加できたり、と柔軟性があります。asana

さて移行作業

Trello は2ヵ月ほど使っており、60以上のカードがありました。
Asana に手動で登録し直すのは面倒、、と思ったところ、Asana API が!。
Asana のプロジェクトに、API で Trello のタスクを登録すれば良いですね。

Asana へのタスク登録は、tasks API を使います。今回は、タスクのタイトル name と説明 notes のみ移行対象とします。

[shell]# Request
curl -u <api_key>: https://app.asana.com/api/1.0/tasks \
-d "assignee=1235" \
-d "followers[0]=5678" \
-d "name=Hello, world%21" \
-d "notes=How are you today%3F" \
-d "projects=14641" \
-d "workspace=14916"
[/shell]

 

Trello データのエクスポート

まず、Trello のデータをJSONでエクスポートします。(Trello: Menu > More > Print and Export > Export JSON)
JSONから、タスクのタイトル cards.name と説明 cards.desc を取出して、ファイル出力します。
ブラウザ(Chrome)のコンソールで、このようなことをしました。

[js]
var trello = (エクスポートされたJSON);

// タスクのタイトルと説明を取出す
var tasks = function() {
var arr = "";
   for(i=0;i<trello.cards.length;i++){
    arr += "name=" + trello.cards[i].name + ", notes=" + trello.cards[i].desc;
    arr += "\r\n";
}
return arr;
}

// ファイルとしてダウンロード
var downloadAsFile = function(fileName, content) {
var a = document.createElement(‘a’);
a.download = fileName;
a.href = ‘data:application/octet-stream,’+content;
a.click();
};

// 実行!
downloadAsFile("tasks.txt", tasks())
[/js]

以下のような内容のファイルがダウンロードされます。

 

Asana タスク登録

Asana のAPIキーを取得します。(Asana: My Profile Settings > APPS > API Key)
workspaces APIprojects API でワークスペースID、プロジェクトIDを取得します。

[shell]
# workspace id
curl -u XXXXX: https://app.asana.com/api/1.0/workspaces</pre>
<pre>{"data":[{"id":12345,"name":"dac.co.jp"},{"id":67890,"name":"Personal Projects"}]}

# project id
curl -u XXXXX: https://app.asana.com/api/1.0/workspaces/12345/projects
{"data":[{"id":11111,"name":"sample"},{"id":22222,"name":"sample2"}]}
 [/shell]

あとは、先ほどのファイルの中身を Asana API 用に整形して、curl で実行します。

[shell]
curl -u XXXXX: https://app.asana.com/api/1.0/tasks \
-d "name=Task 1-1" \
-d "notes=this is the very first task" \
-d "projects=11111" \
-d "workspace=12345"
[/shell]

移行後の Asana プロジェクトは、最初のキャプチャの通りです。

残念だったのは、Trello のコメントが移行できなかった(エクスポートされたデータに入っていなかった)点です。
Trello と Asana のユーザやステータスも、マッピングすれば合わせて移行できそうでしたが、、今回は見送りました。


DACエンジニア採用情報

  関連記事

【HTML5】4ツール出力ファイルサイズ比較

こんにちは、近江です。 前回もHTML5のSwiffyについて書かせて頂きましたが、まだまだHTML5について調査しています。 今回はSwiffyを含めた4つのHTML5系ツールで、同じ素材で同じアニメーションを作成した時のファイルサイズを比較したいと思います。 何故ファイルサイズの比較をするかと言 …

x-callback-urlを使ってみた

x-callback-urlとは? iOSのアプリ間連携の仕様の一つみたいです。簡単に言うと、ディープリンクを行うためにカスタムURLスキームを利用するが、アプリ毎にバラバラな規則でURLスキームを設定するとアプリ間連携をスムーズに行うことができないため、どのような規則でURLスキームを設定するかを …

初心者がRailsで開発 – deviseでユーザー認証設定 –

こんにちは、2年目のYukaです。 開発部所属でありながら実は、、 実際に自分で手を動かして開発する機会がなかなかありませんでした。。 しかしついに、、、 開発初心者がRailsでWebアプリの開発に挑戦します!! 今回のゴールは社内でも使用しているGoogleアカウントで簡単にログインができるよう …

【クラウド初心者向け】Google Cloud Platform(GCP)でWebサイトを公開してみよう!

はじめに みなさんこんにちは、プロダクト開発本部の亀梨です。 普段はXmediaOneというメディアプランニング・広告運用管理・トラッキング・マーケティング分析を行う 統合プラットフォームの開発を担当しています。 背景 わたくしは最近プライベートで開発したWebサービスをインターネット上に公開しまし …

ゼロからAngularでSPAを作ってみた(1) はじめてのアプリ編

はじめに Single Page Application (SPA)って知っていますか? Webサイトでコンテンツのリンクをクリックした時に妙に表示が早いな〜というとき、実はページを移動するのではなくてページの一部のみを書き換えていたりします。 こういったサイトの作り方を Single Page A …

自社サービスのDocker化(後編)

こんにちは。 インフラ開発部の上田です。 前回、前編としてDockerについて書き、早半年も経ちました。 前編はこちらです 今回は後編として、以下について書いてみたいと思います。 ■複数プロセス起動 前編で書いた通り、通常のOS起動時とは異なり、コンテナ上で個別にプロセスを起動する必要があります。 …

modern.IEを使ってMac上でWindows10を動かす

Microsoftが提供している modern.IE というプロジェクトがある。そこで提供されている仮想環境を使って、MacにWindows10をインストールしてみる。ちなみに、このプロジェクトの本来の目的はInternet Explorerの表示確認やデバッグの支援。 VirtualBoxの準備 …

no image
AWSにRailsアプリをデプロイする(準備編)

今回は、せっかくRailsで開発したアプリをAWS上に公開してみたいので その構築方法をまとめていきたいと思います。 (前回の記事:初心者がRailsで開発 – deviseでユーザー認証設定 ) AWSの設定はすでに社内で使用できるようになっていたので割愛します。 ★やりたいこと Gitlabでコ …

自社サービスのDocker化(前編)

こんにちは。 インフラ開発部の上田です。 普段は自社開発システムのインフラ担当として、日々頑張って仕事をしています。 今回は、近年話題になっているDockerについて、取り上げてみようと思います! なぜDockerなのか・・・? そもそもDockerとは何か・・・?   当社では様々なサー …

ゼロからAngularでSPAを作ってみた(3) CI: 継続的インテグレーション編

前回までのおさらいと今回やること 前々回(はじめてのアプリ編)と前回(デプロイ・公開編)で、作成した Angular のチャットアプリを Web に公開するところまでいきました。 でも、デプロイするのに、毎回決まったコマンドを打つのって面倒ですよね。 今回は GitHub でソースコードを管理して、 …